これからどうなるのか不安・・・
あの人は収入が減らないからズルい・・・
パートナーと喧嘩して腹が立つ・・・
人が亡くなって悲しい・・・
叱られる、怒られる、殴られる、こわい・・・
家族に仕事をしている姿を見られて恥ずかしい・・・
たくさん練習したのに、発揮する場がなくなって悔しい・・・
大好きな人に会えなくて触れなくて寂しい・・・
何の役にも立たない自分が大嫌い・・・
どんな気持ちか分からない・・・とにかく泣きたい・・・
上にはネガティブと言われる感情をあげましたが、もちろんポジティブな感情も大切な感情です
〇〇と一緒だから安心・・・
たくさん寝られて嬉しい・・・
風が気持ちいいな・・・
たくさんゲームができて楽しいな・・・
ただ、特にネガティブな感情を表現することは、あまり良しとされてきていない風潮があるのではないでしょうか
悲しい、くやしい、さびしい、嫌い、ムカつく、こわい・・・
これらの気持ちを感じることは、正直苦しいし、ネガティブな感情を否定されてきていることも多いでしょう
そんなことぐらいで怒るんじゃありません
怖がらないで立ち向かいなさい
泣くのはやめなさい
このように子どもの頃に言われた言葉が、大人になっても頭の中にこびりついている人もいるかもしれません
ネガティブな感情をひとりで抱えて我慢することは望ましくありません
専門家を利用するのもよし、是非ご自分が安心できる人に話をしてください
気持ちをすぐに聴いてくれる人がいない時は、こころの中から外に出してあげることが大切です
ゆっくり息を吐くことや、絵でも文章でもなぐり書きでも良いので、何かしら書くことはおススメです
特段何も感じないと思っても、感情をきいてあげる時間を少しとって待ってあげて下さい
それぞれ心地よい方法で時間をとってあげると良いと思います
お風呂にゆっくり浸かる、散歩をする、日記を書くなど・・・
そして、そのまま感じて、受け止めてあげてください
あー、わたし、すごく怒ってるんだね
わたし、こわがってるんだ
ひとりで寂しくて仕方ないんだね
自分のせいだって思って苦しいね
ご自分の親友の話を聴くように、寄り添って、感じて、大切に扱ってあげて下さい
感情が感じられなくても責めないで下さいね
ご自分の素直な感情を掴むのは、それぞれの良いタイミングがあります
そして、自分の感情を感じて聴いてあげた自分を労わってあげてください
ちゃんと自分の気持ちを無視しないで聴いてあげてえらいね
自分を大切にできて、私すごいね
など、自分が喜ぶ言葉をかけてあげてください
今の状況をすぐ変化させることは難しいかもしれませんが、ご自分の感情をバカがつくほど丁寧に扱うということをぜひしてみて下さい
ご自分のこころの状態を知り、こころの苦しさが少しでも軽くなるのを体験していただけたらと思います