さまざまなストレスが原因となり、生きにくさを感じている人は少なくないと思います。しかし、悩み苦しむ人たちのニーズに答えられる専門性がある相談室は数が少なく、解決の糸口が見つけられないまま長く耐えている人も多いと感じています。前身の沙羅の会カウンセリングハウスは、様々な悩みを抱えた人に貢献したいという志のある臨床心理士が集まり、私設の相談室だから発揮できる専門的なカウンセリングを行うことを大事な目的にして活動を続けてきました。また、活動の広がりや地域へ貢献するための方法として、2011年5月からはNPO法人として活動を行っております。2014年5月からは新たに山口が長い間代表として沙羅の会をリードして頂いた細井先生の後を引き継ぐことになりました。これまで細井先生が取り組まれてきたこころのケアを必要とする人と臨床心理士との出会いの場となるための努力を引き継ぎ、カウンセリングオフィスSARAが地域の皆様に貢献できるよう努めて参ります。
大人から子どもまで、抱えている悩みや置かれた環境はひとりひとり異なり、自分の悩みを「理解してもらえた」と感じることは簡単なことではありません。カウンセリングオフィスSARAでは、様々な臨床経験と技法を持つカウンセラーが、「共感すること」を大事にして相談者の方の気持ちに寄り添ってじっくり お話を伺い、問題解決のために必要な援助をご一緒に検討し、自分らしく生きる自己実現のお手伝いをしたいと考えています。初夏にたった一日まっ白な花をつけて、はらりと散ってしまう沙羅の花。カウンセリングオフィスSARAは人の出会いを大切にするこころの相談室です。
NPO法人 カウンセリングオフィス SARA
代表 山口 剛史