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2014年7月20日 臨床心理士 平元

 今回は、「ストレスコーピング」について少しお話をしてみたいと思います。
 ストレスコーピングという言葉を聞いたことある人はいらっしゃいますか?
 これは、ストレスをどのように受け止めて、どう行動するかの対処の過程のことなんです。
なんだかちょっと難しいですね。
 簡単に言い換えると、自分がストレスを感じた時に、それを和らげるためにとる対処方法と考えて下さい。
 例えば、嫌なことがあった日に家族や友人に話しを聞いてもらったり、気分転換にカラオケで大声で歌ったり、なぜ嫌なことが起きたのか考える、ということもコーピングの1つと言えます。このコーピングをどれだけ沢山持っているか、それを適切に利用しているかで、ストレスの抱え方が変わってくるのです。

 最近、巷で大流行している「アナと雪の女王」というディズニー映画がありますね。ここにもいくつかのコーピングが出てきています。
ご存じの方も多いと思いますが、ストーリーを要約すると、ある王国に2人の仲の良い王女がいて、エルサ(姉)は魔法の力を持っています。ある日、エルサの力が誤ってアナ(妹)を傷つけてしまい、両親は魔法の力がコントロール出来るようになるまで、エルサと周囲との距離を置くことにしました。
エルサは自分の力に怯え暮らしますが、中々コントロール出来るようにはなりません。
そんな中、魔法の力が周囲に発覚しエルサは城を飛び出し、アナがそれを追って冒険が始まる…というお話です。
まず、両親がエルサに課した「隠す」というコーピングは、力が発覚しないという意味では功を奏しましたが、それにより彼女が力に怯え、コントロールも難しく自信をなくしていくという結果に繋がっています。力が発覚してからのエルサは非常に生き生きとしてた表情になります。そして、自分が王国から離れるというコーピングを取りますが、これだけでは力をコントロール出来るようにはなりません。物語の後半でエルサとアナはそれぞれの思いを伝えながら、「魔法」というストレスに対する望ましいコーピングを見つけます。(その方法は本編をご覧ください)
このように、あるストレスに対しては、様々なコーピングがあり、どのコーピングを使うかでストレスが和らぐか、そうでないかが変わってきます。

 現代社会はストレス社会と言われており、ストレスがない状態というのは中々難しいかもしれません。
 カウンセリングでは、お話を覗う中で、クライエントさんがコーピングを見つけていくお手伝いをすることもあります。

 皆さんはどんなコーピングを持っていますか?そして、上手に使えていますか?もし、1人で見つけられないときは、誰かと相談してみるのも良いかもしれません。

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