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2017年9月3日 吉川

 日本の子どもの自己肯定感が国際的にみても極端に低く、しかも学年段階が上がるに連れて低下している、ということが、内閣府による国際比較調査によってわかりました。
 自己肯定感とは、自分の良いところも悪いところも含めてあるがままの姿を受け止め、「自分は大切な存在だ」と思える感覚のことを言います。勉強ができるから価値があるとか、どこの学校を出ているから価値があるとか、そういうレベルではなく、「ただここにいるだけで意味がある」と自分を認めることです。
 子どもの自己肯定感を育てるために大切なことは、子どもの話を丁寧に聞くこと、子ども自身に物事を選択させること、結果ではなく頑張った過程を認めてあげること、小さな達成感を積み重ねていくことetc。自分は大事にされている、そういう体験を、周りの人たちとの関わり合いの中で少しずつ積み重ね、時間をかけて育んでいくものです。
 では、あなた自身はどうですか?もし、大人の自己肯定感を調べてみたら、どんな結果になるでしょう。今の親の世代は、競争原理が強まる中で、子どもの頃から「よい子」として頑張ってきている方が多いように思います。そして親になると、今度は「よい親」でなければならないと思い、「よい親」の子は「よい子」でなければならなくなってしまう。偏差値や学歴で、常に他者と比較され育ってきた私たちの世代は、子育てにも他者の目を持ち込んでしまいがちです。それも無意識のうちに。
 親として、わが子のために何をしたいか、よりも、どうすべきか、他人からどう評価されるか、ということがとても気になってしまう。子供の在り方が母親の能力の証明だというように錯覚をしてしまい、ここが足りない、これができない、と減点法で子どもを見てしまう。子どもが注意されると、自分に×をつけられたような気持ちになってしまう。そんなことがあるとしたら、もしかすると、親御さん自身の自己肯定感が低いのかもしれません。
 子どもの寝顔を見ながら、「昼間はどうしてあんなに怒ってしまったのだろう」と自己嫌悪に陥る、なんてことありませんか?そんな時は、「親だって限界がある」ということを子どもに教えたことにしましょう。どういう時に余裕がなくなるのか、自己理解に繋げましょう。自分を責めたりしないこと。そして翌日、「お母さん、昨日はとても疲れていたの」と子どもに話してみる。「たくさん怒られてどんな気持ちになった?」と子どもの気持ちを聴く。子どもは自分の感情を共感的に認めてもらうことで、自分が大事にされていると実感します。そうやって日常を分かち合う中で様々な自分を知り、そのままを受け容れる、という体験は、親にとっても子どもにとっても、自己肯定感を高めることに繋がります。
 子どもの自己肯定感を育むには、まず自分自身の自己肯定感を育むこと。「そのままの自分で大丈夫」という体験を積み重ねること。親が自分自身を大事にすること、自分にマルをつけてあげる作業が、子育てには大切なんじゃないかと思います。

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